3DCADでモデリング ちょびっと物知り8
スケッチフィーチャーの場合、ワンスケッチ、ワンフィチャーが当然のように扱われていますが、実は関連するような形状のスケッチは複数の輪郭を一緒にスケッチしたほうが、変更や修正が簡単になります。
例えば
この左画像の長方形に対角一本線でのスケッチでは、Fusion360なら問題なく長方形または三角形の押出しは出来ますが、SolidWorks,CATIA V5ならどうでしょうか。実はSolidWorks,CATIA V5でも同じように押出しやカットが出来ます。
四角、三角、三角三つの形状押出しが可能です。
上の画像はSolidWorksでのものですが、SolidWorksの場合はスケッチ後ctrl_Keyを押しながら押出す輪郭を選び押出しコマンドをクリックします(この方が簡単です)。
CATIAの場合はパットコマンドを立上げ後、スケッチ指示のとき右クリックメニューから「プロファイルの定義」に入り「サブエレメント」にチェックしプロファイルを指定します。
このスケッチもスケッチ全体を選べば両CADともエラーになりますが、上記で説明した方法で行えばエラーなくフィチャーを作成できます。
修正変更するときはこのスケッチで軸径、キー溝形状等が変更できます。
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3DCADでモデリング ちょびっと物知り7
SolidWorksでの「ちょびっと物知り」です。
円筒面や球体面に押出したテキスト文字を作りたいときの手順は
①オフセット平面にテキストをスケッチし、それを押出しコマンドで押出す
②何mmかオフセットしたサーフェースでカットする
のが一般的な方法です。今回はオフセットサーフェースなしで押出す方法です。
①テキストのスケッチ後、ボス押出しコマンドを起動します。
②「次から」をサーフェース/面/平面に変更し、グラフィック領域で円筒または球体の表面サーフェースを選びます。
③押出し方向の矢印を手前方向に変更します。
④方向(1)でブライト、押出し距離(この場合は2mm)を入力します。
一体化するときは「マージする」にチェックしてください。
これでOKすれば完了です。
オフセット平面にスケッチでなくとも、中心部の平面にスケッチでもOKですので一度ためしてみてください。(知ってた人は「あんたは偉いです)
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3DCADでモデリングー洗濯バサミ
紙クリップの代用で使っていた洗濯バサミをモデリング。
英語では、ピンチっていうんですね。チャンス、ピンチ!のピンチは実は洗濯バサミとは笑っちゃいます(英語ではそういう危機的状況になった時は in a pinch って言うらしいですが・・)
上下ピンチと巻きバネ、リベットの四点をアセンブリで組立ています。
リベットを固定拘束し、上下ピンチ、巻きバネを同心円拘束、上下ピンチに対称拘束,角度制限を付け、巻きバネには上下ピンチそれぞれに正接拘束をつけています。
巻きバネは可動部と固定部のアセンブリで作ってあります。
上ピンチの左端部を押すと上画像のように口金側が開いてきます、巻きバネも連動して動きます。
実はこの洗濯バサミはアニメーションを作ろうと作ったものなんです。
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3DCADでモデリングーくじら~君
SolidWorksのサーフェースのみでモデリングしたくじら~君です。
SolidWorksを始めたとき5冊の本をAMAZONで買いました。
そのうちの一冊が(株)アドライズの「SolidWorks演習(モデリングマスター編)」で、その内にあった題材です。
サーフェースの練習には、ちょうど良い題材だったと思いモデリングしたものです。
SolidWorksでもこんなキャラつくれるんですっていう見本みたいなものですかね、可愛いでしょ^^。
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3DCADでモデリングーシャトルコック
SolidWorksでモデリングしたバトミントンのシャトルコック。
CATIAではテニスラケットをモデリングしたことが有るのでSolidWorksで作ってみました。
3DCADと3DCGの決定的な違いは決められた寸法でモデリングできるか、修正変更できるかにあると思います。これもWebページで正規サイズを調べて作成したものです。
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3DCADでモデリング ちょびっと物知り6
CATIA V5 の物知り
このブログでは基礎的なコマンドの説明は一切しません、ある程度の基礎があり中級あるいは上級を目指す人のためにあまり知られていない、少数の人しか使っていない便利なものを紹介しています。
今回はCATIA V5の「ソリッドの合成」コマンドをつかったモデリングです。
この部品をモデリング手順は
①正面スケッチ/押出し(パット)
②平面スケッチ/押出しカット(ポケット)で、モデリングするのが一般的ですが、CATIAの「ソリッドの合成」コマンド」を使ってのモデリングなら二つのスケッチを使って一発でできあがります。
「ソリッドの合成」コマンドを立上げ二つのスケッチを指示すればOKです。
CATIAを使ってるひとは是非一度ためしてみてください。
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3D CADでモデリングーソーラー電波時計
SEIKOソーラー電波時計、電池交換の必要がなく、時刻の誤差もない超手の
かからない時計です。退職時に娘たちがくれたプレゼントのひとつです。
記念にモデリングしました、SolidWorksでのモデリング最後の作品です。
本体、ガラス、ベルト部の三つのボディで作りました。
アセンブリではなく部品ドキュメント(SLDPRT)です。
ベルト部は1個のピースを作り移動/コピーコマンドで拘束をつけながらモデリングしました。
ガラス面は透明度を調整して存在をアピールさせたお気に入りモデリング作品のひとつです。
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3D CADでモデリングーパンチングメタルで円筒をつくる
円筒に字を彫ったり穴を明けたりする方法の一般的なものは平面に
スケッチしたものを投影したり押出したりしてモデリングする。
今回は板金のコマンドを使った方法でSolidWorksでモデリングしてみる
こんな穴があいた円筒を作ってみました。
①スケッチ②メニューバー/挿入/板金/ベースフランジで円筒作成
*スケッチ時に1mm程度のスキマと平坦部を作るのがコツ
③板金コマンドバー/アンフォルドで円筒を展開
④穴をスケッチ/カット押出しで基準穴をあける
⑤フィルパターンでパンチングメタルモドキを作成
⑥フォールドで円筒にもどす・・完成です。
この方法は他にも応用が利きますので覚えておいてください。
応用例;リングにテキスト文字を彫ってみました。
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3D CADでモデリングーゴルフボール
ゴルフボールはCATIAでもモデリングしたことがあり、SolidWorksを始めたころにまた作ってみました。CATIAとSolidWorksのモデリングでのコマンド差はあまりなくスムーズに作れたことを覚えています。
実はもうひとつイガイガトゲトゲボール(ホントの名は知らない)ですが・・・
全然違うようにみえますが、モデリング方法は全く同じで、ディンプルか
トゲトゲかの違いだけ、円形パターンで作ってあります。
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3DCAD モデリングちょびっと物知り5
CATIAを習い始めたころ[CATIA V5掲示板]というサイトがあり、良くお邪魔させていただきました。CATIA達人の常連さんがたくさん見えて色々勉強させていただきました、今はサイトが閉鎖され本当に残念に思っております。
そのとき他のかたが質問された内容を自分なりに考えモデリングしたものが残っていましたので紹介したいと思います。CATIAでモデリングしてますがSolidWorksでも応用できますので、ぜひ覚えていて下さい。
質問内容
左側画像のエルボをモデリングしたいがエラーが出てうまく出来ない、どうしたらエラーなくモデリングできますか。
一見、外円(φ115)のスケッチをかき、中心線をパスラインしてスイープで出来そうですが、内側になるR径が2箇所マイナス寸法になりスイープが走らずエラーになります。
こういう場合は一回では無理ですので、できる所からコツコツと積み上げて作っていきます、今回はサーフェースでモデリングします。
上画像左側のように3箇所できる所からつくります。
中央は端部の開いたエッジを2箇所ずつ抽出し、ロフトで中央部をつくります。
できた個々のサーフェースを集合演算し、厚みサーフェースでソリッド化します。
完成です。
いかがですか、「こんなの出来ない」じゃなく「どうすれば出来るか」と考え考え試行錯誤することがステップアップの方法なんです。次になにかのとき応用出来るかもしれません。
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いまさらながら・・・・ブログ始めました。
「きょうびのわかいもんは」今風にいえば「いまどきの若者は」でしょうか。
年配の上司に良く言われたのを思い出します。今、自分もその年齢になり月日の立つのは早いものと感じています。
二年ほど前にリタイヤし別にすることもなかったせいか時間だけがどんどん過ぎていきます、このままではまずい何かしなくっちゃーと・・・・
「じゃーブログでも始めっかー」で始りました^^。
長年に渡って得た知識と経験、持ったまま死んじゃっても勿体無い。広く浅くでも使ってもらえれば世の中のためになる(言うこと大きい^^)で知ってること何でも教えちゃうブログです。
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3DCADでモデリングー野球のボール
今回は野球のボール(硬球)のモデリングです。 ボールの規格に沿い直径74mm,ボールの縫い目108でモデリング。
①最初に中空の球体をつくります。
②基準となる縫い目のパスラインを3Dスケッチを使ってスプラインで作ります。
③縫い目のスケッチをパスラインに投影してソリッド化します。
④カーブ駆動パターンで108の縫い目をコピーします。
⑤全てのボディを集合演算で和して1個のソリッドにして完成です。
簡単そうにみえますが、縫い目がボールの表面上をうまく走らず、結構むずかしいかもしれません。
いろいろ試行錯誤して作ってみてください。
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