SolidWorksで手巻きウィンチのモデリング
久々にSolidorksでモデリングする機会を得ました。
と言うのも先日某オークションで10年ほど前の中古のモバイルワークステーションを格安で手にいれました、起動不可で現状のままが条件のジャンク品です。
最近は業者の出品が多いせいかメモリ、HDDなしの出品が多いのですがこのPCはメモリ4GB、HDD500GBアダプタ等が付いたものです。
色々手を替え品を替えて修復作業した結果、無事立ち上げに成功しました。
OSは32bitのWindows7とのことでしたのでWindows10にバージョンアップするつもりいましたがアプリをみてビックリ、Office2007はまだしもSolidWorks2013がインストされていました。
これが正常に動くかの保障はなかったのですが立ち上がったので色々と試してみたところ、ほぼ正常に動作していることが確認できました。
Officeは不要ですがソリワクを消してしまうのはちょっと勿体ないし色々試行錯誤した結果,もう少し手を加えてこのままの状態でPCを使ってみようかなと?????。
さっそくモデリング題材をと、色々web検索した結果、若いころ卒業製図で手書で描いた「手巻きウィンチの設計(機械設計研究会編)」なる本を見つけさっそくAMAZONで購入手続きをしました。
中古本で送料込みで5百円弱、組図と部品図の三面図がありますので、それを使ってモデリングします。
アセンブリも含めて二日も掛からずに完成、モーションもバッチリつけました。
このモデリングで難しいところはなかったのですが、ソリワクのTooBoxが機能せず歯車群はFusin360のアドインで歯の部分のみのブランクを作成しSTEPファイルでインポート、追加工で図面とおりに仕上げました。
もう一点、巻きドラムの逆転防止ラッチ機構のモーション付けでどうするかが考えところでカムのモーションを使うことで解決しました。
最後に干渉をチェックして終わりだったんですが。その干渉チェックで「干渉あり」の判定です。掲載図面通りモデリングしたんですが、調べてみると組図通りにアッシーすると干渉します。
一番カンタンにできる変更方法で部品を修正し干渉もなくなってやっと完成です。
OSは32bit Windows7 メモリは4GB,Quadro搭載でこの程度のモデリングなら問題なくサクサク動きます。
この古いSolidWorks2013でも必要コマンドは搭載されていましたので一部を除き不自由なくモデリングは出来ましたがソリワクをこのまま使うかについてはライセンスの問題もありますので今のところ考慮中です。
この手巻きウィンチのモデリングは暇をみつけてFusion360でもやってみようかなとも思っています。(Fusion360は個人使用で無料です)
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